男性ホルモンとは?
男性ホルモンは、男性らしい思考回路や筋肉をつくることに役立ちます。
また、男性ホルモンが分泌することで、性欲も高まります。
しかし、男性ホルモンは30歳にさしかかる頃から減少し始め、
60歳になる頃には若い頃の半分ぐらいになってしまいます。
男性ホルモンとEDの関係
男性ホルモンには、
- 参加ストレスを抑える役割
- 一酸化窒素(NO)を増大させる役割
- サイクリックGMPを直接増やす役割
があります。
これらは、EDを改善するために必要な要素でもあります。
このことから分かるように・・・
男性ホルモンが多い人は、EDになる可能性が少ないです。
逆に男性ホルモンが不足している人は、EDになる可能性が高いです。
男性ホルモンが減少すると、どのような症状がでるのか?
男性ホルモンは、加齢ととともに減少していきます。
男性ホルモンが減少すると、
加齢性性腺機能低下症候群もしくはLOH症候群と呼ばれる、
一種の男性更年期障害の症状がでます。
症状の詳細は下記の通りです。
- 倦怠感
- 睡眠障害
- 不安・いらいら
- 性欲減退
- 集中力・記憶力の低下
- ED(突起不全)
不足している男性ホルモンを補えば、EDを改善するということに繋がります。
さらに、ED治療薬も同時に服用することでさらにEDを改善することができます。
男性ホルモンの量は測定できるのか?
男性ホルモンの量は、病院で測定することができます。
男性ホルモンを増やす方法は?
男性ホルモンを増やすためには、病院に行く必要があります。
医師と相談の上、適切な方法を選んでください。
代表的な方法を2つ紹介します。
①男性ホルモン補充療法
男性ホルモンを直接補充する方法です。
血液中のテストステロン値とPSA値が正常になるように、
男性ホルモンを注射します。
以前は、前立腺癌になる恐れがあると思われていましたが、
それは誤解であることが分かりました。
しかし、前立腺癌の治療途中の方は、
男性ホルモン補充療法をぜったいにしないでください。
前立腺癌が悪化してしまう可能性があるからです。
それと、男性ホルモンを直接補充した場合、
精子を作る機能が衰える可能性があります。
これから、子づくりをしようと考えている方は,
男性ホルモン補充療法を止めたほうがいいです。
② 性腺刺激ホルモンを筋肉注射する方法
性腺刺激ホルモンを筋肉注射すると、
睾丸が刺激され男性ホルモンが分泌されます。
この方法は、男性ホルモンを直接注射するのではなく、
間接的に男性ホルモンの分泌量を多くするのが特徴です。
これから、子づくりに励みたい方に向いている方法と言えます。