動脈硬化とEDの原因は同様という理由。

動脈硬化

 

血管には、静脈と動脈があります。

動脈は、心臓から体内に血液が送り出される部分にある血管で、

静脈は体内を巡ってきた血液が心臓に帰ってくる部分にある血管です。

 

このうち動脈は、血管の壁が3層になっています。

というのも、心臓から送り出される血液が通る動脈には、

かなり圧力がかかりますので、それに耐える必要があるからです。

 

 

動脈の壁は、内側から「内膜」「中膜」「外膜」と呼ばれています。

 

この3つの中で、「中膜」は血管を伸び縮みさせる役割があります。

これは、「中膜」が平滑筋(平滑筋細胞)などでできているためです。

 

「中膜」の平滑筋が「内膜」の細胞から生成される

一酸化窒素(NO)に触れることによりサイクリックGMPが生成されます。

 

このサイクリックGMPは、血管を拡張する役割があります。

 

 

また、血管にはPDE5という物質が存在しています。

PDE5はサイクリックGMPを消す作用があり、

サイクリックGMPが消えると血管は収縮してしまいます。

 

つまり、サイクリックGMPとPDE5の2つの物質で

血管を拡張したり収縮したりしているのです。

 

血管が拡張したり・収縮したりするメカニズムは、

ペニスの血管の拡張・収縮のメカニズムとまったく同じです。

参考:PDE5と呼ばれる酵素がEDに与える影響とは?

 

 

つまり、バイアグラなどのED治療薬を服用すると、

ペニスの血管だけでなく、体内の血管も拡張するのです。

なお、ペニスの血管と比較して体内の血管はそれほど拡張しません。

 

ちなみに、動脈硬化とは、「中膜の平滑筋の反応が悪いこと」と、

「内膜の細胞が一酸化窒素(NO)を生成する能力が衰えてしまうこと」を言います。

その結果、血管が収縮してしまい血流が悪くなってしまうのです。

 

 

以上のことから・・・

動脈硬化とEDの原因は同様であることがよく分かると思います。

コメントを残す