この本の一番の特徴は、とにかく読みやすいということですね。
文字数もそれほど多くなく、うまい具合にまとめてあります。
一般的な本のように黒一色ではなくて、何色か色が使われています。
さらに、要所要所に図や表などが取り入れられているため、
とても分かりやすいです。
内容はというと・・・
この本を読めば一通りEDのことが理解できるといった感じです。
EDの入門書といってもいいのではないでしょうか。
EDに対して調べはじめたばかりという方は、
購入してみる価値はあると思います。
この本が一番言いたいことは、EDとは「血管の病気である」ということです。
一般的な人にありがちなEDに対しの偏見を変えてくれます。
(EDになることは男らしくないとか・・・。)
EDは、一般的な病気のようにれっきとした病気なのです。
具体的に言うと、動脈硬化などが原因で起こる病気の一種で、
糖尿病などの生活習慣病の一つなのです。
つまり裏を返せば、治すことが可能であるのです。
この本で勧めている治療方法としては、「ED治療薬」を服用することです。
「バイアグラ」などの「ED治療薬」というと、
いまいち信憑性に欠けるため、使うのに抵抗がある人もいると思います。
しかし、この本を読むとそのような偏見はなくなります。
むしろ、「ED治療薬」を使ってみたくなります。
なぜならば、「ED治療薬」とは・・・ただ単に勃起可能にするのではなく、
いろいろな根拠を元に勃起を可能にしていることが分かるからです。
勃起とは・・・
ペニスの血管が拡張したところに、大量の血液が流れ込む必要があるのですが、
このような作用を妨害している物質を取り除くのが「ED治療薬」なのです。
ですので、すべて根拠があってEDになっているわけで、
その障害を潰していくのが「ED治療薬」であるというイメージです。
この本を読み終わった時には、
EDに対する偏見がなくなるのは間違いないです。
その他、EDの基本的な原因・勃起の仕組み・ED治療薬・生活習慣病との関係など、
こと細かく説明されていますので読んでみる価値は十分あると思います。